■満月による防除■


 サンゴの産卵は満月の夜であることは良く知られている事です。  この様に地球に生けとし生ける物全ては最も近い天体である月の摂理に動かされています。 不思議なことですが、この事は色々な統計学から証明されています。

 サンゴ同様、虫たちの活動はひと月に、それなりの生活サイクルがあり、その生活サイクルは月のリズムに影響されている様です。
月
虫たちの交尾・産卵・羽化は月の大潮の時期と合致し、その虫が活発に動く(産卵)のは大潮の夜だそうです。  これを信じれば、満月の大潮、新月の大潮と月に2回の防除のチャンスがあると言う事です。
よって、より少ない農薬で、より大きな効果を得る為に、羽化は産卵の3〜4日後との事ですので害虫防除の適期は、満月若しくは新月の4〜5日後が良いようです。
 また、植物と月の関係から新月に向かう頃に全体的に植物の能力が落ち、この頃病気にかかりやすくなる為、新月の頃に殺菌剤を使うと病気が出にくいという話もあります。
 
防除適期をまとめた月例カレンダーです。
月例カレンダー